さらに突っ込んだ、ホワイトニングのメカニズムの話
更新するのは久しぶりです、すいません。
今回はホワイトニングのメカニズムの話になりまして、結局どうやったら白くなるのかというものです。現在次の2つが考えられています。
1.歯の表面についた着色物質をホワイトニング剤が分解して溶かす。
2.歯の表面構造をホワイトニング剤により変化させることで中の黄色の象牙質を見えにくくさせる。
歯の表面構造
歯の表面は上記の図のように直方体(エナメル小柱)の構造になっていて簡単に光をとおしますので中の黄色の象牙質がみえるということ。
これをホワイトニング剤によって、下記のように球面にすることでなかの象牙質まで光を透過させずらくするということなのです。
あくまでこの変化はミクロの世界で起こることですので歯にダメージを与えたり、一部が欠けるということではないのでご安心ください。
重要な事はこのマスキング効果は可逆変化(元に戻る変化)だということであり、丸くなったものが四角になるので、ホワイトニングの後戻りが発生します。ですのでホワイトニングをして白くしても、そのままメンテナンスをしないと結局元に戻ってしまうということです。
そう!よくぞ気づいたそこのあなた!
ずばりホワイトニングは日頃の健康と同じようなスタンスで(食事に気をつけるように、食べ過ぎたら太るがホワイトニングでいうところのノーメンテナンス)望むべき課題といえます。
次回はプレッシャーになるのでネタは適当で。
参考文献